17年度 ルーキーシップ研修<1日目>

来る4月4日(火)、5日(水)、ルーキーシップ研修~躾 導入編~が開催されました。全国各地から様々な業界から新入社員の皆様が集まり大変密度の濃い2日間をとなりました。
今回は4月4日(火)に行われました研修の内容をダイジェストでお送りさせていただきます。
1.研修の意味とは?
・企業が教育にかけるコストとは?
企業は当然のごとく、費用をかけて研修を実施する。
かかる費用を捻出するため、売上を上げている先輩方がいる。
そのことを理解してほしいと言いたいわけではなく、1つ考えてほしいことがある。
「そうまでして受けてもらう研修に、意味のないことはあるか?」
ということである。
配属される部署や、皆さんの上司、各社の代表者からの依頼を受けて研修を実施しているので、この2日間しっかりメモ取り、メリハリをもって、たくさん意見を出してください。

・研修を受ける姿勢で効果が変わる、成長できる人
やりたくてはじめた趣味や部活と違い、大半の人にとって仕事とはやらなくてはならないもの。
だからこそ、意欲を高く持つことを意識しなければ結果が付いてこない。
しかしながら、意欲がなかなか上がらないのも事実である。
ではどうしたら意欲が上がるか。
上げるために2つを捨て、1年間仕事を優先順位すれば結果的に意欲が上がる。
2.自立・自責の考え方 上手くいくことが少ない中、上手くいったら上手くいかない仕事を依頼される。
一生懸命やってもうまくいかないのが仕事。失敗し、怒られ、そしてへこむ。
へこんでもよい。へこんだ時、早く切り替えるすべを身に付けておく。 切り換え上手になることが大事。

そして切り替えた後、なぜうまく良かったのか【検証・分析】、どうやったらうまくいくのか【改善】、実践に移す【行動】。
しかし、ここで落とし穴が一つある。
検証・分析、改善、行動のいわゆる“自責サイクル”は1人では回せない。
また回すための方法として4つあるが、②~④は新入社員のうちは機能しにくい。
同期同世代は、お互い経験不足だし、見て学ぶにはポイントがまだわからないし、自己啓発はできるが自ら選んだ本や検索するキーワードが間違っているかもしれない。
自責サイクルを回すためには上司先輩からアドバイスもらうことが、仕事が上手くいく一番の近道なのである。
3.会社はお金儲けの筋肉トレーニング事務所
さあ、自責サイクルを回して仕事を一日でも早く覚えようと意欲をもち、先輩からアドバイスをもらうことはわかってもらえたと思う。 そんな皆さんに、先輩として先に伝えておきたいことがある。 筋トレをしたら筋肉痛が来るように、仕事を覚えようとトレーニングすると同じく筋肉痛(成長痛)が来る。 代表的な事筋肉痛としいて3つある。
・自己管理の成長痛
・人間関係の筋肉痛
・他者評価の筋肉痛
である。
しかしながら、これらは筋肉痛と同様痛みの後には必ず成長が待っているので、必ず乗り越えてほしい。
そして今日と明日、皆さん一人一人の性格の特徴に合わせて成長痛の乗り越え方をフィードバックさせていただきます。

4.個別フィードバック
研修終了後の18:00~20:00の時間を利用し、世界で一番有名な性格分析テストである「交流分析」を利用して参加者全員に個別フィードバックさせていただきました。
多くの企業様が人事の方や新入社員の配属先の上司やトレーナになる方も参加されメモを取る方や中には録音される方もいらっしゃり、平日にも関わらず夜遅くまで大いに盛り上がりました。
